ピリオドのこっちがわ

さまざまな記録と想像

よい休日

 特に予定の無い日の過ごし方は、時間感覚の本質を現しているのかもしれない。
 昼頃に起きる。どこへ行こうか考えながら洗濯をする。洗濯をしながら本を読んでいる。読んでいると眠たくなってくる。
 寝る。
 3時に再び起きる。目が3になる。ポリッピーとバナナを食べる。そろそろ日が暮れる頃だから、出かけるか、出かけないかを決めようと決意する。面倒臭さが勝って出かけないことにする。寝ながら携帯電話を見ていると、楽しそうなお出かけ情報を目にする。
 出かけることにする。
 しかし出かけたい場所が特にないことに気がつく。川に行くことにする。サコッシュに貴重品を詰め込んでマウンテン帽子をかぶって外に出る。外はとても暑いけれど23度しかないらしいことを知る。
 土手をぶらぶら歩く。
 少年が野球をしている。ぴっちりした服をきた自転車ライダーが猛スピードで駆け抜けてゆく。ムクドリムクドリからミミズを奪おうとする。スズメが美しく着地する。
 川はぎらぎらと輝いてうねっている。
 いつまでも水上スキーをやめない人が「ウワォー」とはしゃいでいる。ひたいに汗がにじむ。空にはマンガみたいな雲が浮かんでいる。そして青く光っている。
 さかさ写真を撮ることにする。
 カメラを逆さまにして写真を撮ってみようと思った。やってみて気がついたんだけれど、カメラのファインダー(のぞきあな)は、カメラを逆さまにしても天地が普通に見える。どうなっているのかとてもよくわからない。ファインダーの中では普通に見えているのに撮った写真はさかさまだった。
 足が痛くなってくる。
 もう二時間も川の横を歩き回っている。家に帰ろうとするとスマートフォンがぶるんぶるんと震え、「あきはばら」と、ただそれだけのメッセージが友人から届く。私は「川」と返信をする。
 そしてまったくの無が訪れる。
 帰り道の橋の下にはホームレスのずぼんが干してある。住宅街の老人ホームの自動販売機でがぶ飲みメロンクリームソーダを買おうとしたら老人ホームの中からとある芸人さんにそっくりな人が出てきて目が合う。がぶ飲みメロンクリームソーダを買う。
 家に帰ってきて窓を開ける。
 それからシャワーを浴びてリビングに寝る。がぶ飲みメロンクリームソーダのフタを開けると「しぱぁっ!」と音がする。それはとても美味しい。カロリーは、100mlで50kcalである。
 寝転がって本を読む。
 いい一日だったと思う。

 

 

 

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